ラリージャパン２００５

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昨年に引き続き開催されたＷＲＣ（世界ラリー選手権）第１３戦「ラリージャパン」を観戦してきました。９月３０日は昨年評判の良かったパウセカムイ（ＳＳ１）、シピリカキム（ＳＳ８）、札内（ＳＳ９）の３ステージ、１０月１日はシノチアキ（ＳＳ１５）、札内（ＳＳ２１）の２ステージを観戦。昨年不参加だった三菱、シュコダも参戦し６ワークスが勢ぞろい、来季はシトロエン、プジョーが撤退を予定しているので、これが見納めとなります。天候には恵まれませんでしたが、世界の走りを堪能してきました。
パウセカムイ（SS１）
パウセカムイはレグ１最初のステージで７時３３分スタートということもあり、観戦するためには４時半にシャトルバス乗り場に集合しなければならず、３時前に家を出発。足寄のサービスパークにはまだ暗い中多くの人が集まっていました。コースは放牧地の中を駆け抜けてくる感じで、ニュージーランドに似ていて高速ドリフトを目撃することができます。スタートまでの２時間半、寒さと眠さと戦いながら待っていましたが、ローブの豪快な走りを見たら、一気に目覚めました。観戦ポイントからコースまでは距離がありますが、見下ろすように長い時間走りを見られるのでお勧めです。

	今シーズンのチャンピオンになったＳ.ローブ（シトロエン・クサラWRC）の連続写真。ゼロカーの走りとは違い、選手たちはコーナーのイン側ぎりぎりを豪快なドリフトで土煙を巻き上げカウンターをあてながら駆け抜けていきます。これぞラリーといった感じで、はっきり言って興奮します。下の写真で６ワークスの走りを比較してください。
Ｐ.ソルベルグスバル・インプレッサWRC2005	Ｍ.グロンホルムプジョー・307WRC
Ｆ.デュバルシトロエン・クサラWRC	Ｔ.ガルデマイスターフォード・フォーカスRS WRC 04
Ｇ.パニッツィミツビシ・ランサーWRC05	Ｍ.ヒルボネンシュコダ・ファビアWRC05

シピリカキム（SS８）Ｓ.ローブシトロエン・クサラWRC
レグ１、２つ目の観戦はシピリカキム。ゆるやかな上りを右に曲がった直後のゲートを左へ９０度旋回、派手なドリフトと加速を十分に楽しめる絶好の場所をゲット。しかし、スタート時間が４時３８分と遅いこともあり、暗くなるのが早く、写真はあまり撮影できませんでした。おまけにシャッタースピードの設定を間違えたため、ブレた写真ばかり。一人でカメラとビデオを操作するのは本当に難しく、「二兎追うものは一兎も得ず」を実感することになりました。暗くなってからはブレーキディスクが真っ赤に燃えているのがはっきりとわかり、改めてその迫力を見せ付けられました。
Ｐ.ソルベルグスバル・インプレッサWRC2005	Ｍ.グロンホルムプジョー・307WRC
Ｔ.ガルデマイスターフォード・フォーカスRS WRC 04	Ｇ.パニッツィミツビシ・ランサーWRC05

シノチアキ（ＳＳ１５）Ｇ.ウィルクススズキ・2005スウィフトスーパー1600
今回新設されたＳＳで、道幅の狭い林道をドリフトさせながら走るマシンと、そうでないマシンに分かれましたが、最も横向きになっていたのが上の写真でした。ここではノルウェーからソルベルグの応援団がたくさん来ていて、木に登り国旗を掲げ、大きな声で歌を歌っていました。
Ｓ.ローブシトロエン・クサラWRC	Ｆ.デュバルシトロエン・クサラWRC
Ｔ.ガルデマイスターフォード・フォーカスRS WRC 04	Ｒ.クレスタフォード・フォーカスRS WRC 04
Ｐ.ソルベルグスバル・インプレッサWRC2005	Ｃ.アトキンソンスバル・インプレッサWRC2005
Ｍ.グロンホルムプジョー・307WRC	Ｄ.カールソンプジョー・307WRC
Ｈ.ロバンペラミツビシ・ランサーWRC05	Ｇ.パニッツィミツビシ・ランサーWRC05
Ｍ.ヒルボネンシュコダ・ファビアWRC05	Ｇ.ガリミツビシ・ランサーWRC05
新井　敏弘スバル・インプレッサWRX STｉ	奴田原　文雄ミツビシ・ランサーEVO８

札内（SS９＆２１）
昨年に引き続き観戦した札内スーパースペシャルステージ。林道ステージと違い２台併走する様子は、フィニッシュまでの長い時間興奮できるのでお勧めです。ガードレールぎりぎりまでふくらむコーナーリングは見ている方もハラハラドキドキです。実際にガードレールに接触してリタイヤするマシンもありましたが、観客からは大きな拍手が送られていました。来年は昼間の観戦をしてみたいです。
札内スーパースペシャルステージノースゲート	ガードレールに接触しリタイヤしたアンダーソン（スズキ）

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