世界4大美術館のひとつでMET(メット)の愛称で親しまれているアメリカ最大の美術館。所蔵品は330万点を超え、先史時代から現代に至るまでの幅広いジャンルの美術品・工芸品の中から約1/4が20のセクション、236のギャラリーに展示されています。ここの入場料はあくまでも美術館側が支払って欲しい額を表示してあり(寄付)、いくらでも構いません。ちなみに大人(adult)は12$なので10$紙幣を出したところ「Are you student?」と聞かれたので「Yes!」と答えたら3$のおつりをくれました。学生(student)の7$で入場できたのですが、証明書を提示しろとも言われないし、どう見ても学生には見えないけれど入場できたからいいでしょう。日本国内の美術館では順路が示されていますが、ここにはありません。自分の好きな所から見て良いのですが広すぎて迷ってしまいます。私のような美術愛好家でなくても最低3時間はかかり、本当に好きな人なら3日くらいかけないと全部は見られません。ここでは三脚とフラッシュを使用しなければ常設展示のものは撮影しても良いということなので何枚か撮影してきたものを紹介します。

モディリアーニ
横たわる裸婦


スーラ
グランド・ジャケット島の日曜日の午後

マティス
金蓮花とダンス

マティス
若い水夫

ピカソ
アルルカン

ピカソ
テーブルで読書する少女

マネ
マネ夫人

ゴッホ
麦わら帽子の自画像

ゴッホ
ひまわり

ゴッホ
アイリス

ゴーギャン
マンゴの花を持つタヒチの娘たち

ゴーギャン
イア・オラナ・マリア

ルノアール
ジョルジュ・シャルパンティエ夫人と子供たち

セザンヌ
リンゴと鉢植えの桜草の静物画
本当にたくさんの作品があり全てを撮影することはできませんでした。また照明の関係で撮影できないものもありました。とにかく広いので事前に何を見たいのかピックアップしておかないと短時間ではとてもまわりきれません。もう一度行くチャンスがあれば一日かけてゆっくり見たいと思います。私が見た中では古代エジプトの遺物、石棺、美術工芸品の多さに驚きました。これは発掘したものは全て持ち帰っていいとされていたためで、その数は3万6000点にもなるそうです。

入場券のかわりに下のような金属製のバッチをもらい、見えるところに着けます。これがあればその日は出入り自由です。


尾形光琳
八橋図
デンドゥール神殿
ローマ皇帝アウグストゥスが紀元前30年頃建てた神殿